Webプログラミングコースの職業訓練が開始されて1か月が経過しました。
実際に通ってみて感じたメリットとデメリットについてお伝えいたします。
マッチョ
見たい、聞きたい、知りたい!!
4つのメリット
1 給付金を受け取りながら学べる
職業訓練とは、国から給付金で生活を支援してもらえるありがたい制度です。
受講費用がかからないのは大きなメリットです。
1万円程の教材費は別途かかりますが、それでも専門学校やスクールと比較すると大幅に費用を抑えることができます。
2 Webデザインに必要なツールを学割で購入できる
職業訓練校の受講生には「学生証」が発行されます。
Webデザイナーに必要なツールを学割で揃えることができるので、受講期間中にこのメリットを活用しない手はありません。
Webデザインに必須のAdobeのソフトは学割を利用して割安で購入できます。
AdobeのCreative Cloudなら最大69%OFFで利用可能です。
▷公式サイト
「Adobe」Creative Cloudアプリのプランと価格
3 再就職のための就職支援を受けられる
職業訓練校では、就職活動の支援も無料で受けられます。
受講期間中は次のような支援を受けることが可能です。
- 求人の探し方の指導
- 求人の紹介
- 履歴書、職務経歴書の添削
- 面接対策、模擬面接
- キャリアコンサルタントによる個別相談
- ビジネスマナー講座
▷関連リンク
【転職活動】まずは自分のことを理解しよう
4 一緒に学ぶ仲間ができる
職業訓練校には、さまざまな年齢や経歴の方がいますが、同じ目標に向かって頑張る仲間として、お互いに励まし合ったり情報交換ができるのは心強いです。
独学で勉強するよりも、集団で学ぶ職業訓練校ならより多くの学びを得られる可能性があるはずです。
職業訓練校の受講生は全員無職です。
無職という不安が軽減されることは、精神的な支えとなります。
2つのデメリット
1 実務経験にならない
短期間で全てを習得することは難しく、どうしても基礎的な部分に触れる程度になってしまいます。
消化不良でもどんどん次の知識を入れていかなければならないので、未経験者が修了時には実務レベルに達しているということは期待できません。
訓練期間中が多忙なのは、短期間にWeb関連の知識全体を学ぼうとするところに要因があります。
2 希望の職種に就けるとは限らない
職業訓練校はハローワークが管轄しているので就職に有利に働きそうなものの、Webデザインに関してはそこまで期待できないというのが現状です。
受講希望者の多いコースではありますが就職率はそれほど高くなく、職業訓練校を修了したからといって必ずWeb関連の企業に就職できるわけではありません。
フクロウ先生
未経験者だと、自分の年齢×10社応募して、やっと1社採用されるのが現状です。
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【仕事】Webデザイナーに応募しよう
まとめ
訓練期間は限られているので、知識に関しても広く浅くしか学べていないと感じています。
授業内容に関する個人のサポートも手厚くないので、消化不良の状態です。
自分にとって必要なスキルを重点的に学ぶには、専門学校やスクールへ通う方が効率的なのかもしれません。
この時期になると、職員による就職活動の催促が本格的に始動します。
前述した通り、Webデザイナー職に就くことは難しいと考え、前職の事務職のスキルを活かせる企業2社へ応募しています。
キャリアチェンジするには、考えが甘かったようです。
以上、現場からむむむがお伝えいたしました。