午前に事務手続きの説明を受けたら、午後は管轄するハローワークへ必要書類を提出に向かいます。
1 公共職業訓練等受講届
2 公共職業訓練等通所届
3 受給資格者証
4 失業認定申告書
5 印鑑
2 公共職業訓練等通所届
3 受給資格者証
4 失業認定申告書
5 印鑑
むむむ
1と2については入校式で配布されます。
名称が似ているので、違いについてご説明します。
1 公共職業訓練等受講届
訓練受講中に失業給付を受けるために必要な書類です。
受講届をハローワークへ提出すると受給資格者証に受講指示年月日・訓練実施期間の名称・訓練科目・訓練の期間等が記録されます。
2 公共職業訓練等通所届
訓練施設への通所に伴う交通費の支給額を決定するために必要な書類です。
記入方法は以下の通りです。
1 経路
住居から訓練施設へ通所する経路の中で、最も経済的かつ合理的な経路を利用してください。(迂回はできません)
- 住居から訓練施設までの交通手段ごとに記入します。
- 最初は住居から徒歩とします。最後は最寄駅から訓練施設まで徒歩とします。
- 利用する交通機関ごとに1行ずつ利用する経路の順に記入します。
- 自動車・バイク・自転車等で訓練施設まで通所することはできません。(住居から最寄駅までは可)
2 区間
- それぞれの交通手段ごとに利用期間の駅名・停留所名を記入します。
- バスを利用する場合は、住居から半径2km以内に鉄道の駅がないことが認定のための原則となります。
この認定原則を満たす方で、その地域の人がバスを利用することが一般的であり、かつ停留所間距離が2km以上の場合に手当が支給されます。
※バス利用の方は「通所届」の他に添付書類が必要になります。
3 距離
- それぞれの区間の乗車距離を正確に調べてください。
- インターネットの路線検索や、各鉄道・バス会社のウェブサイト等を利用すると便利です。
4 定期券等の種類
- 「1か月通勤定期券」と記入します。
- 割引を受ける資格のある場合は、その種類を記入します。
5 合計
距離と金額の合計を記入します。
6 通所届添付書類(バス利用の場合のみ)
停留所名、区間距離、運賃(1か月定期)がわかる書類(下記のいずれか)を添付してください。
- 各バス会社のウェブサイトから印刷したもの。
- 各バス会社営業所(定期券等を購入する場所)で、「停留所間距離・運賃証明書」に停留所名や運賃等を記入してもらったもの。
※「停留所間距離・運賃証明書」が必要な方には別途用紙をお渡しします。
7 その他
交通経路については、最終的には所管の各ハローワークが認定します。
むむむ
お疲れさまでした。
上記の他に、公共職業訓練等受講証明書という毎月提出する書類もあります。
通りすがりのマッチョ
まだあるんかい!!
毎月の訓練受講の出欠を確認するための書類で、手当支給の根拠になります。
この書類に関しては、訓練校が代理で記入して各ハローワークへ提出してくれます。
通りすがりのマッチョ
それなら安心だ!!
事務手続きが済んだら、いよいよ職業訓練開始です。